90年代初頭、数年前に発売されたゼファーの影響により、ネイキッド勢が静かに増え始ました。
各社はそんな顧客のニーズに応え、それぞれ味のあるネイキッドを発表。
ホンダからは「JADE」スズキからは「Bandit」カワサキからは「Balius」と、後に4st250ccネイキッドの代名詞となるバイク達が次々と発表されました。
ヤマハが発表したのは、「ZeaL」です。
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「人に優しく、人に易しい」をコンセプトとして、ジャンプするイルカをイメージに、一度見れば忘れない個性的なデザインのボディになっています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%AB
ウィキペディア公式サイトより引用
曲線美、筋肉質、躍動感をキーワードに設計されたこのバイクは、シート高が735mmと低く、低重心であるため、初心者や力の弱い女性から高い評価を集めました。
FZR250Rの水冷直列4気筒エンジンをベースに、中低速重視の40馬力(FZR250Rは45馬力)にセッティングされ、燃費向上を寄与するオーバートップ設定の6速ミッションと組み合わされています。
ハンドルは左右各35度の切れ角を有し、タンク上部には小物入れがあり小銭入れや高速道路のチケットなどを入れておくことができるので、些細なことで焦りやすい初心者にはとても優しく、それでいてかなり楽しめるバイクだと思います。
現在、ZeaLの中古は20万前後と比較的安めな価格で取引されています。
カスタム例は少なく、純正のままで楽しんでいるオーナーが多い印象です。
優しいバイク「ヤマハZeaL」から250cc生活を始めてみませんか?
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