1969年、カワサキは最高時速200km/hというとんでもない市販車を生み出します。
それが「マッハ3」
速度のために全てを捨てた結果、他車種と比べ事故率が非常に高くなり、最終的には、世界各国で“乗る手を選ぶバイク”というイメージが定着しました。
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1992年“現代版マッハ”として開発されたバイクが「XANTHUS(ザンザス)」です。
角目2灯のヘッドライトに2本のリアサス、そして独特の形を持ったフレーム。
右に2本出しのマフラーは、純正だと重たいので真っ先に交換することを勧めます。
ゴツゴツしい外観は、3年前に発売した「ゼファー」とは対極の存在になっていますね。
エンジンは同社のレーサレプリカである「ZXR400」のものをベースとしていますが、回して加速をする型のエンジンを低中速にセッティングしたためとんでもない加速を生み出します。
0-100km/hの加速が5秒を下回るほどで、他車種よりも数段に優れた加速力を持っているバイクです。
750ccクラスともいい勝負ができ、車体が軽く走り出しが楽なため乗りやすいバイクというレビューも数多く見かけます。
しかし、「ゼファー」が巻き起こしたオールドネイキッドブームには勝つことなく3年ほどでカタログから姿を消しました。
生産台数はわずか2600台ほどだと言われ、ほとんどの人は現車を見たことがないと思われます。
絶対にかぶりたくない人には最もお勧めのバイクです。
しかし、タマ数が少なく整備性も非常に悪いので覚悟してから探してみてください。
ご訪問ありがとうございました。
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