かっこいいバイクは欲しいけど走りの 楽しみとしてではなく、足として安くて軽いバイクが欲しい。
そう思ったことはありませんか?
国産でありながらも、中華製原付より廉価な原付「チョイノリ」をご存知でしょうか。
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2003年2月にスズキが出したチョイノリ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/スズキ・チョイノリ
Wikipedia公式ホームページより引用
コンセプトはその名の通り「ちょい乗り」で、通学や通勤、買い物程度の近距離の移動に絞り込んで、限界まで低コスト化を図っています。
塗装無しのボディに、リジットサス、エンジンは芝刈り機に採用されるOHVですし、カムはプラスチック製。
ボルトやナットでの締付け部は約5割(「レッツⅡ スタンダード」比較)も削減されていて乾燥重量はたったの39kgです。
無駄が一切ないどころか、だいぶ削り過ぎな気もします( ;∀;)
価格設定
そんな開発陣の苦労の結晶のようなチョイノリ。
発売価格は59800円と、超低コスト化に成功しているのです。
ただ、現在は中古でも1万〜5万とそんなに価格は落ちていないように感じます。
しかしそれでも安すぎるバイク。
欠点はもちろんあります( ^ω^)…。
欠点
リジットサスは地面からの振動が直に乗り手の腰に来ますし、プラスチック製カムはすり減り方が尋常ではありません。
後に対策部品として耐摩擦カムが発売されましたが、なぜかこれもプラスチック製。
乗り手はマメなオイル交換が必要とされます。
低価格なチョイノリだから許される仕様です。
それでも最高速度40km/h、2馬力、限界航続距離2kmはちょっと寂しい気がします。
まとめ
本当にアシとして近距離のみに使うのならチョイノリはこれ以上ないオススメ原付ですが、電動自転車のほうが健康的に、気楽に乗れると思います。
可愛らしい穏やかなバイクを探している方はご検討されてみてはどうでしょうか?
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