1997年、SRV250の派生バイクが誕生しました。
「Renaissa(ルネッサ)」、イタリア語で復興や再生という意味を持つバイクです。
SRV250が思うように売れなかったヤマハの意思が見て取れる名前ですよね。
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イタリアンカフェレーサー風のルネッサですが、デザインがとてもかっこいいのです。
SRVと比べポジションは少し前傾気味のシートに、黒を基調としてフロントフェンダー・ヘッドライトカバー・テールカウルはタンクに合わせたカラーで仕上げてあります。
初期モデルではエンジン・マフラー共に真っ黒でしたが、1997年のカラーチェンジでマフラーはクロムメッキ仕上げ、エンジンはシルバー塗装に変更。
それによってよりヤマハらしい洗礼した車体になりました。
エンジンはSRV250と同じロングストロークタイプの空冷V型の27馬力、トップスピードは130km/h前後、燃費は25km/L以上と非常に優れていました。
しかし、残念ながらそこまでの人気が出ず生産終了に。
現在ではあまり多くは見かけないバイクになってしまいました。
中古価格は15万前後と250ccの中では比較的安めで、純正部品は出回ってないものの、ビラーゴの部品を流用することができます。
しかし、カスタムパーツがあまりないため、パワー型へのカスタムは難しいです。
デザインのかっこよさ、エンジンを回すことの楽しさ、燃費の良さが揃ったバイク「ルネッサ」
タマ数は少ないものの、通勤通学だけではなく遠距離ツーリングにも適しているため充実したバイクライフが送れること間違いなしです。
ご訪問ありがとうございました。
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