高校の通学からお年寄りの買い物手段まで、老若男女問わず大人気のホンダ「スーパーカブ」。
その人気は日本だけにとどまらず、世界で最も売れているバイクともいわれています。
さて、日本の各バイクメーカーがそれを見て黙っているはずはありません。
それぞれ、スーパーカブを目指したバイクを生産、発売しているのはご存じでしょうか。
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ヤマハが出したのは「Mate(メイト)」
このバイクの最大の特徴は2stバイクだということです。
2stの利点として最初にあげられるのが、”4stより速くてハイパワー”という点。
排ガス規制に適応できない為、現在発売はしていませんが、少しでも早く運ばなくてはいけない新聞配達の仕事ではカブではなくメイトを使っている会社も多いそうです。
スズキからは「Birdie(バーディ)」
2stと4stの2種類で展開され、4stの方はSOHCの2バルブになっています。
これにより、エンジン回転数が低い場合でも効率よく混合気を送り込めるので力強い走りができます。
台数は少ないものの、田舎のおばあちゃんがよく乗っているのを見かけますよね。
カワサキからは「ペットM50」
カワサキ ペットM50 pic.twitter.com/NZXYUod2QZ
— ヒロキ@🇩🇪F800S Motorradfahrt (@redbuhi) September 6, 2017
見たことも聞いたこともないバイクです。
このバイクも2stですが現存数はごくわずかしか無く、オークションで極稀に出るものは状態が悪く走れたものではないことがほとんどです。
浜松の方で67年製のM50が当時現役で走っているということを聞いたことがありますが、数年前の話なので、現在でも走行可能の状況なのか気になるところですね…。
国内有名メーカー全てで出ている“カブもどき”。
あまり出回っていないM50も含め、様々な人に長年愛されているバイク達です。
実はこの3台のバイク達は見た目そっくり。
ぱっと見全く区別がつきません。
もしかしたらカブだと思っていた身の回りのバイクは別の企業から出ているかもしれません。
スマホを見るより、街を走っているバイク1台1台をしっかり見るほうが案外楽しいかもしれませんね。
ご訪問ありがとうございました。
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