エンジンオイルの交換はバイクの場合、目安は「半年または3000km」というのを良く耳にしますが。
もちろんバイクによっても交換時期は違いますが、このぐらいを意識するのが良いと思います。
定期的に交換するものだからこそ、費用は抑えたいというのが正直な所。
「自分でオイル交換をやってみようか!」って考えているあなたに、整備士の観点からメリットとデメリットも含め、自分でやるオイル交換の方法をご紹介します。
スポンサーリンク
初めに。
デメリットというまでは行きませんがオイル交換には「工具」も必要です。
初期費用としてはそう高額にはなりませんが、購入しないと出来ません。
バイクに乗るには先々必要な物なので、これを期に持っておくのが良いと思います。
自分でオイル交換も覚えると楽しいですよ!
さっそく、準備の段階から入りましょう!
工具の準備
工具はそうそう壊れるものでもないですし、半永久的に使えます。
いろいろな工具を探すのも楽しくなってきますよ。
使いやすくて価格安な物を探してみました。
これはプロの整備士から見てもお勧め!!!
SK11 ソケットレンチセット TS-312M 12PCS 差込角:9.5mm 12点 1セット
この価格で必要なもの一揃え揃っています。
ガチャっと蓋を開けて、こんな工具が並んでいるとちょっと嬉しくなりませんか(^^♪
ツーリングなどにも不意な故障や不具合は付き物。
工具の扱い方を覚えるにも自分でオイル交換は良いスタートになります。
オイル・ドレンパッキン・廃油受け
オイルは説明書を見て適合するオイルを選びましょう!
オイルの値段はピンキリです。
やはり低価格の物よりは、価格が高いほうが品質とか性能はいいと思います。
「純正」を買っておけば間違いないですね。
(ちなみに私は、安いオイルを頻繁に変える!というタイプなので一番安いものを選んでこまめに変えています)
この前使ったのはこのオイル⇩
カストロール エンジンオイル POWER1 4T 15W-50 4L 二輪車4サイクルエンジン用部分合成油 MA Castrol
品質も価格もお勧めです。
ドレンパッキンはできれば毎回変えましょう!
再利用すると漏れにつながる恐れがあります。
DAYTONA(デイトナ) バイクドレンワッシャ M14 10枚 オイルドレンボルト用 75421
廃油受けも一緒に準備します。
作業開始
道具がそろったらついに交換作業へ!
オイルを抜く
まずは古いオイルを抜くために、ドレンボルトを緩めます。
こんな形のキャップを探してみてください。
少しエンジンを暖気し、オイルを温めておくことでオイルが柔らかくなり、オイルを抜くのが楽になりますよ。(温めすぎると抜くときに火傷するのでやりすぎに注意!)
ドレンボルトに付いているふるいパッキンを新品と交換します。
オイルが抜けきったら、ボルトを取り付けます。
確実に締め付けましょう。
ただし無理な力をかけて締めすぎるとはエンジン側を痛めるので注意。
*場合によっては、エンジン側にパッキンが残っている可能性があるのでしっかりと確認しましょう!
エンジン側に残った状態でボルトに新しいパッキンを付けてしまうと確実にオイル漏れを起こします。
オイルを入れる
新品のオイルを入れます!こぼさないように!
既定のオイル量を入れていきます。
たくさん入れれば良いというものではないので、既定量に合わせるため取扱説明書やサービスマニュアルで確認してください。
*オイルジョッキは無くてもできなくはないですが、量も見れますし入れやすいのであったほうがいいです。
キタコ(KITACO) オイルジョッキ(5L) 汎用 キャップ付属 980-0601500
以上で交換作業は終わりです!
簡単でしょう(=゚ω゚)ノ
特に女性のかたのイメージとしては「汚れる」とか「怖い」とか「難しそう」とか考えちゃうかと思うのですが、工程としてはたったこれだけ。
油などが手や服につかないようにすれば、後の作業は簡単です!
作業時間も1時間あれば十分にできます。
メリット
・作業工賃がかからないので、安く済む
・自分で作業をすることで愛着がわく
・オイルの状態を確認できる
・何より、楽しい!*重要
デメリット
・工具を持っていない場合初期費用がかかる
・オイルを処理する手間がかかる
・汚れる可能性もある
まとめ
私としてはデメリットを感じさせないくらい、楽しさの方が勝ちます。
オイルを交換すると、シフトフィールが変わったり、走っているときの感覚も変わりますよね~
エンジンを守るためにも、気持ちの良いライディングをするためにもオイルは定期的に交換しましょう!
ご訪問ありがとうございました。
スポンサーリンク