JEEP(ジープ)はやっぱり乗ってみたい。悪路走行時の耐久性

JEEP(ジープ)はやっぱり乗ってみたい。悪路走行時の耐久性

EEPはやっぱりWRANGLER

「ジープ」と言うと、既に車の1つのカテゴリーにさえなっているような感じですよね。
あのオフロードの悪路を走破するために産まれた4WDです。

個人的には、いわゆるSUVというカテゴリーとは別にジープ的な車というのがあるような感じがします。

例えば、日本車で言うと、ジムニーやトヨタのランクル、日産のサハラといったものがそれに該当する気がします。
ベンツで言うと、ゲレンデはジープ的ですがGLEは違います。それぐらいジープというのは特別な存在なのです。

今のジープ・ラングラーは確かにSUV的な要素も備えていますが、やはり本来のジープ的なものを失ってはいません。

ここでは、あえて「JEEP」とう書き方とジープとう書き方をしましたが、私が好きなのは勿論、JEEP。ちゃんと言うとラングラー(WRANGLER)です。JEEPはメーカー名でありブランド名、そしてジープはJEEPの中の車種の1つラングラーのことです。そのラングラーが昨年久しぶりにモデルチェンジしたんです。約10年ぶりにです。

そんなジープ・ラングラーについて、超個人的な敬愛を交えて見ていきます。

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ジープの歴史について

ジープが産まれた背景等について見ていきます。

実は、ジープは元々、軍用車として開発されたものでした。第2次世界大戦中にアメリカ陸軍の要請で開発されたもので、求められたのは極端に言えば道がなくても走れるような悪路の走破性と耐久性でした。

当初の軍の要求としては、「地雷を踏んでタイヤが2本ダメになっても、スペアを含んだ残り3本で100キロ走れる。」といった過酷なものでした。なんと「車載工具で修理が可能。」といったものまでついていたのです。

そしてアメリカ軍を勝利に導いたものとして、「原子爆弾」「C-47輸送機」「バズーカ」とともにこのジープがあげられたぐらいです。

ジープと言えば、今はハードトップのものもありますが元々のイメージはソフトトップ。いわゆる「幌」ですよね。

あの幌を取り外して、オープンにできるところまではごく普通にイメージできるかもしれませんが、ここから先が軍用に開発されたが故ということになるのです。

何と!!!ドアも外せることが前提となっているのです!
幌を外して、ドアを外して、本当の意味でフルオープンにすることで、戦地で兵士が乗り降りしやすいようにできているのです。

それでドアのヒンジがむき出しになっているのです。本当の意味でのフルオープンになるので、ロールゲージといったマニアックなものが必要になるのです。

どうでしょう、これで少しジープの形のルーツが分かって頂けたのではないでしょうか。

 

歴代ラングラーについて

では、本題のジープ・ラングラーについて見ていきます。

初代のラングラーは1987年に産まれました。

それ以前にも、ごく少ない台数だけ生産されたものがあったのですが、それを受け大量生産されだしたのがこの1987年に発表されたモデルで型式名からYJと呼ばれていいます。

全長は4メートル足らず、幅も1.6メートル余りと非常にコンパクトなモデルとなっています。このYJは1996年までの10年間に渡って生産されています。

2台目はTJと呼ばれるもので、1996年から2006年まで生産されました。
初代とほとんど同じサイズがベースとなっているのですが、ヘッドライトの形状が円形に戻り1番馴染みの深い顔に戻ったのではないかと思っています。

そして、2004年にはホールベースを約25センチ延長したものが追加されました。ラングラーにとって1つの転換点となったのが3代目JKです。このJKからラングラーは以前に比べて大型化され、そして4ドアモデルまで誕生したのです。

時代の流れの中で、SUV的な要素が増してきたのはこの頃からだと言えます。この3代目JKも2007年から2017年まで生産されています。

そして、2018年から現行の4代目JLが誕生したのです。ここでも車両の大型化や時代を反映した改良は加えられましたが、「Wrangler史上最強のオフロード走破性を実現」と歌われているように、その基本的なスピリッツを完全に失ってはいません。

また、2代目TJから続く円形のヘッドランプなど、古きよきジープらしさが残っています。このあたりが、ほとんどの日本車やヨーロッパ車との違いのような気がしています。

 

ジープが影響を与えた日本車

ジープ・ラングラーに影響を受けた車がスズキのジムニーです。

別に述べているとおり、ジムニー(Jimny)の名前の中にはJEEPという単語が入っているぐらいですから。それとは別に、車好きなら誰もが知っている車にもジープをルーツとするものがあるのです。

トヨタのランドクルーザです。第2次世界大戦中、軍用のジープの活躍を目にした日本軍は戦地からジープを持ち帰り、トヨタに開発を命じたのでした。開発された車は日本の戦況の悪化もあり量産には至らなかったのですが、この時のノウハウやパーツが後のトヨタのジープ、ランドクルーザーの開発に繋がったと言われています。

つまり、最近はすっかりSUV化してしまったランドクルーザですが、元々その中にはジープの血が流れていたのです。そう言えば、昔のランドクルーザを今でも町で見かけることがありますが、やはりジープの匂いがして、私は大好きです。

また、それだけ愛好家がいるということです。三菱自動車でもライセンスを得て、1953年から2001年まで製造・販売されていました。

今でも、時々見かけますよね・・・。

 

ジープ・ラングラーの魅力

 では、どうして人(私)はこれほどまでに、この車に惹かれるのでしょうか。

私に限らず、ほとんどのジープ愛好家の方はそうだと思いますが、その媚びない「揺るぎなさ、頑固さ」のようなものに魅力を感じてしまうのではないでしょうか。

そこに惹かれ、カッコよさを感じてしまうのです( `ー´)ノ

そのベースにあるのは、やはり開発当初の軍用というスタート地点にあるのだと思います。
そこから来るものが、今でもジープの中には生きているのです。

特に、初代YJや2代目TJといったその頃の面影を色濃く残しているものが、限りなく好きです。

どーみても、そのうち絶対雨漏りがしそうな幌で覆われたものがジープの原点。

窓は、透明のアクリルのようなものでその開け閉めもジッパーです。
こんな快適性からほど遠いところにあるものにさえ一種の憧れを抱いてしまいます。勿論、機能美といったものがあり、利便性を追求した先にある美しさやかっこよさもあるかもしれませんが、一方で、粋や所謂いなせなかっこよさというのは、不便なところ、やせ我慢の先にあるのです。

そういう意味で、ジープ、ラングラーは決して快適ではないかもしれませんが、それと対局にあるかっこよさを備えています。

勿論、3代目、4代目のSUV化の波をかぶったものにしても、根底ではこれらは失われていません。その当たりがこの車の魅力であり世界中の愛好家が古くなっても自分のジープ・ラングラーを愛し続け、カスタム等を楽しんでいる理由なんでしょうね。

初代や2代目のパーツでさえ、今だに豊富にあること自体稀有なことのような気がします。

いかにこのラングラーが一般的な市場価値とかけ離れたところにあるかということを表すエピソードがあります。

2003年式のTJラングラーを最近手に入れた人がいるのですが、20年近く前の車なのに車両価格だけでも100万円以上したそうです。
そして、その車を任意保険に加入した際の車両保険の限度額は、何と!!!20万円だったそうです・・・。

つまり、20万円の価値しか認められなかったそうです。この差が、ジープ愛好家の偏愛の重さなのでしょうね。

今は、JEEPはフィアット・クライスラー・オートモービルの1つのブランドとなっています。

その中にはWRANGLER以外にもRENEGADE、COMPASSそしてCHEROKEEやGRAND CHEROKEE といったものがあります。
それぞれ、勿論JEEPな車なのですが、私にとってはJEEPと言えば、ジープでありラングラー、WRANGLERです。

これは、ある意味譲れない部分と言ってもいいぐらい。

ラングラーには強い意志を感じます。何者に対しても引かない、そして媚びない意志のようなものを感じるのです。そんな車を造り続けれるアメリカって、やっぱりちょっと羨ましいなーと思ってしまいます。

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